「プチリタイヤ」って何!?
「何もしないで月50万円の収入があり、自由な時間を手に入れている状態」
このことを「プチリタイヤ」と定義しました。
「セミリタイヤ」というと雲の上の話だと思うかもしれません。
ですが、月50万円の「プチリタイヤ」ならば、
あなたもちょっと頑張ればきっと手が届くのではないでしょうか。
何もしないで月50万円! プチリタイヤのビジネスモデルの作り方。
では、論より証拠。
私がどのようにプチリタイヤしているかを、図も交えて説明します。
下記の図は、2003年当時に作成したものなのですが、
今の時代でも、ほぼ同じ手法なので、参考にしてください。
(これは、あくまでインターネットを使った場合です。
今回のプチリタイヤ・アカデミーでは、
インターネット以外のプチリタイヤモデルについても、ご紹介しています。)
1.HP で注文を受ける。
まず、ホームページを作って、そこで注文を受けます。
ここまでは、ごく普通の流れで、いわゆるネットショップと変わりません。
ですが、その次がブレイクポイントです。
2.注文メールを振り分ける。
そう、注文を受けたと同時に、注文メールを、事務代行業者宛てと、自分宛てに振り分けるのです。
あまりにも重要なので、もう一度繰り返します。
注文メールを振り分ける!
ただ、これだけでプチリタイヤできるようになるのです。
3.事務代行業者が梱包・宛名書きをする。
注文メールを受けた事務代行業者は、
商材の中身を段ボールに箱詰めするといった「梱包作業」を行います。
そして、注文をしたお客様の「宛名書き」をして、発送します。
事務代行業者に関しては、自社でアシスタントを雇うことで、より楽になります。
現在の石井の状態は、事務代行業者1社にお願いするのではなく、
秘書2人と、発送代行業者の3者にメールを飛ばしています。
このあたりの話は、「プチリタイヤ・アカデミー」の中で、詳しくお話しします。
4.料金代引きサービスで集金してもらう。
その次に、佐川急便などの運送会社に、事務代行業者まで商品を取りに来てもらいます。
そして、運送会社のドライバーさんに「料金代引きサービス」でお客様のところに商品を届けてもらい、商品と引き換えにお客様から代金をいただきます。
この「料金代引きサービス」というのは、
「こちらが商品を渡すと同時に、その場でお客様からお金をいただく」というシステムです。
佐川急便などの会社が、やってくれます。
現在は、クレジットカードで課金して、そのまま発送するという形態が主流です。
5.自分の銀行口座に振り込まれる。
料金代引きの場合は、全国各地から集金されたお金が、自分の(会社の)銀行口座に振り込まれます。
クレジットカード課金の場合は、クレジットカード会社から、お金が振り込まれます。
これが、プチリタイヤのシステムです。
このを使えば、自分は何もしなくても、銀行の預金残高にお金が刻まれていきます。
怪しいビジネスでも何でもなく、普通のビジネスで、
ただ単に、メールアドレスを振り分けているだけです。
「おい!それじゃあ、石井は何をしているんだ!何もしていないじゃないか!」と
お叱りを受けるかもしれません。
確かに、そのとおりです。
私がしているのは、メールチェックだけです。
在庫も家に持っていません。
事務所だって必要ありません。(石井は現在、執筆ルームは借りていますが)
メールチェックをして、「やった!注文が入った!」と喜ぶだけが仕事になるのです。
以前セミナーを行ったとき、「そうは言っても目が疲れるじゃないか!」という(笑)
意見があったのですが、
メールチェックくらいの作業は、許してください。
注文が多すぎて目が痛くなるくらいになったら、
逆にうれしいと感じていただければと思います。
ここで、気づいて欲しいことがあります。
このプチリタイヤのシステムでは、自分は全く働いていないが、
他の人は常に働いているということです。
注文は、ホームページに代わりに受けてもらっています。
梱包・宛名書き・顧客リスト管理は、
事務代行業者と秘書(アシスタント)が代わりに行っています。
商品の発送・集金・振込み作業は、佐川急便やクレジットカード会社がやってくれています。
そう、「何もしないで」というのは、「自分は何もしないで」という意味であって、
言い換えれば
「すべての仕事を、自分以外の人にやってもらってお金を稼ぐ」
ということが、プチリタイヤなのです。
ちなみに私は「経理業務」もアウトソーシング(外部委託)しているので、
毎月レシートを会計事務所に郵送するだけで済んでいます。
「何もしないで月50万円を目指す!」というのは、
「自分は一切働かず、代わりに他の人に働かせて月50万円を目指す!」ということなのです。